Band-in-a-Boxはジャズ向きに作られたソフトなので、スイングのノリを一般的なジャズの譜面とおなじように表示できるなど、コンボ用の譜面を作るときも割と使いやすいです。
FinaleやMuseScoreは、とても綺麗な譜面ができるんですけども、ジャズ向きじゃないのと、修正するのがものすごい大変なんで、結局また Band-in-a-Box に戻っています。
Real bookやジャズバイブル(黒本)の譜面は、イントロやエンディングが表示されていたりいなかったりですし、自分でイントロやエンディングを作った場合などには特に、フェイクシートにイントロやエンディングを表示した自分のフェイクシートを作りたいことがよくあります。
エンディングは、だいたいメロディの途中からコーダマークに飛ぶ形で指定するわけですが、 それが分かる簡潔な譜面を Band-in-a-Box で作りたいときのやり方がわかりました。
ノーテーションウインドウから印刷ボタンを押して印刷画面に行き、ファーストコーラスだけ印刷すると、コーダが印刷できません。
↑これがノーテーションウインドウ。左上のチッコイ緑色のボタンを押すと、リードシートウィンドウがポップアップします。
全コーラスを選べばコーダが印刷できますが、コーラス数分が全部印刷された、何ページにもわたる譜面になってしまいます。
ジャズでは普通、メロディーを一回演奏した後、何回もアドリブして、最後にまたメロディを演奏し、エンディングに入るわけなんですけども、何回もやるアドリブを全部譜面にするのは現実的じゃないですね。
リードシートウィンドウを表示するとチェックシートモードというチェックボックスがあります。そのチェックボックスにチェックしておいて、リードシートウィンドの印刷ボタンを押しますと、さきほどとおなじ印刷オプションのツールボックスが出てきますが、こうしておいて、印刷範囲で全コーラスを選んで印刷ボタン押せば、メロディーがワンコーラス分と、コーダが想定通りに表示された譜面が印刷ができます。
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