輝く腕輪とビーズ玉 “Baubles Bangles and Beads”の魅力
ジャズの魅力は自在な転調にある
“Baubles Bangles and Beads”、輝く腕輪とビーズ玉、という邦題がついています。
フュージョン・クロスオーバーブームのさきがけとなったCTIレーベルの中でも、かなりヒットしたのではないでしょうか、ここにご紹介するのはデオダートの演奏です。
なぜこの曲に惹かれるのか..コード進行、それも自在な転調に魅力があると思います。
そこで、アナライズしてみました。ここではデオダートのではなくて、リアルブックに載っているものを使いました。
“Baubles Bangles and Beads” コード進行
まずAb Majorが8小節
Bbm7 Eb9 AbMaj9 Fm7Bbm7 Eb9 AbMaj9 AbMaj7
ここから、長3度上がって、C Majorが8小節
Dm7 G9 CMaj7 Am7Dm7 G9 CMaj7 CMaj7
ここから、さらに長3度上がって、E Majorが4小節
Gbm7 B7 EMaj7 EMaj7ここからまた、さらに長3度上がって、Ab Majorに戻って16小節
A7 Eb7 Ab6 Ab6 A7Bbm7 Eb9 AbMaj9 F7
Bbm7 Eb9 AbMaj9 F7
Bbm7 Eb9 AbMaj9 Cm7 F7
となります。
長3度(半音4つ)x3回=1オクターブ(半音12個)ということです。
長3度上だと、近親調への転調、とは言わないですよね?
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