2019年3月21日木曜日

ああーモチベーションがあがらない!Netduetto・ネット合奏・Youtube

友人とネットで合奏をしてその様子を録画しています。これです。


通称、「黒本」。正式名は「ジャズバイブル」という楽譜集が、ジャムセッションでよく使われています。ここに載っている曲はやり尽くそうというコンセプトです。僕、中高年アマチュアミュージシャンは、練習のモチベーションがなかなか上がらないのが悩みです。

そこで..学生時代のことを思い出してみてください。勉強がなかなか手につかないそんな経験は誰でもあったと思います。そんな時は友達に僕はこれからこの問題集を1日10ページ解くんだ、と宣言してしまう。そういうきっかけ作り...試してみたことはあるでしょうか。私はジャズ友にきっかけ作りをお願いしているような感じです。

長くて見づらいですが、こんなことをやっていますというご紹介でした。よろしければご覧ください。

腱鞘炎対策!タイピングが面倒な時の音声入力の活用

マイクテストマイクテスト

今日は、ブログを書くのが面倒な時の音声入力の活用法を紹介します。


私は最近、Google 音声入力を活用しています。

iPhone から入力することもできますが、私のパソコンは Windows なので、
Chrome を起動して Google documents の音声入力を利用しています。
改行や句読点など、キーボードから入力する必要がありますが、それ以外は、
かなり高精度な変換が可能です。現実にここまでの入力は全て音声で行っています。

特殊な専門用語を入力するのは難しいと思いますが、ちょっと実験してみましょう。

 ドミナントモーション セカンダリードミナント 2度マイナーセブンフラットファイブ
結構いけますね。もっとやってみましょう。
 オルタードスケール 裏コード リハーモナイズ
まだ行けますね。もっと行ってみましょう。
 この ルビー は まゆ だ
さすがに無理ですね。正解は
 この ルービ は まいう だ
でした。

詳しく知りたい人は 話すだけで書ける究極の文章法 人工知能が助けてくれる 野口悠紀雄 をどうぞ。私は図書館で借りました。


ついでに、私が使っているマイクは、ヘッドセットについているやつで、ヘッドセットもわりと安いやつ

 これです。

手元スイッチでマイクのオンオフができますが、わずかながらクリックノイズが入ります。手元のボリュームで音量の調節ができます。イヤーパッドは交換できないみたいです。値段、音質、使い勝手は不満がないので、普段に使うには十分ではないでしょうか。

2019年3月13日水曜日

やっぱしジャズは英語だ!英語のジャズ教材を翻訳してみた(リハモ編)


春です。チューリップが咲きました。
暖かかったので花びらが開ききっています。

Jazz Piano Schoolというよさそうなサイトがあったので、一部翻訳してみました。

やってみたのは、リハモのレッスンです。難しい単語はありませんが、いちどわかった気になっても、実はよくわかっていなくて、それを読みやすい日本語にするには、さらに読み込まなくてはならず、けっこう時間がかかります。
オリジナルのページにはpdfの譜面で"If I should lose you"のリハモ例があるので、見くらべるとよくわかります。



1. メロディーを分析しよう

(1) メロディが解決する音はどれなのか確かめよう。それがわかれば、ひとつひとつのケーデンスの中で、リズム感を失わずにハーモニーを配置できるようになる。(2)そのメロディーに、どんなハーモニーが当てはまるか探そう。たとえば、V7コードとメジャーセブンスVmaj7の音とはぶつかるので、避けないといけない。このような不協和音程ができないように気をつけよう。


2. ドミナントセブンスの前にリレーテッド2度マイナーセブンスを入れてみよう


3. 半音進行のアプローチを試そう


(1) たいてい、半音上のドミナントセブンスコードはピッタリくる。(2) メジャーセブンスコードから半音下のメジャーセブンスコードに、マイナーセブンスコードから半音下のマイナーセブンスコードに進行したりするのも、メロディーによっては似合うこともある。(3) 半音上からの2-5クロマチックアプローチを挿入してみても良い。“Stella by Starlight”の最後の4小節にはこれが当てはまる。最後の4小節を、Cm7b5-F7(b9)とだけ演奏するのではなく、(Dbm7b5-Gb7(b9)-Cm7b5-F7(b9)とする、ということかな?)


4. セカンダリードミナント・オルタードハーモニーを当てはめよう


(1) 5-1モーションは、メロディーとぶつからない限り、V7-Iにできる(例:Gm7-C7はG7-C7にできる)(2) 5度の音にV7コードをあてはめたら、オルタードハーモニー(V7Altコード)を組み入れることができます。b9、#9、b5、#5を含むのでリッチなハーモニーになります。


5. Im7の代わりにImMaj7にしてみよう
Im7に解決するのなら、代わりにImMaj7を使うとハーモニーがリッチになります。
このリハモ技術5つに慣れたら次のステップに進もう。アウト感のあるリハモ、転調のあるリハモ、さらにコンスタントストラクチャー、クロマチックベースモーション、エクストリームトニシゼーションといった高度なテクニックもあります。でも、まずは、ここで説明した5つの基本的なテクニックでスタンダードナンバーを料理して、十分に慣れてください。



今日の単語帳

clash 不協和音程になる、ぶつかる
more often than not たいていの場合
exploit 開発する



2019年3月3日日曜日

ポールモーリアは不滅だ!演奏計画

ポールモーリアは、我々の世代(1960年代末から1970年代にかけて青春を通った者)にとっては、中学校の昼休みにかかっていたりして、定番のバックミュージックでありました。私はこれで洋楽の入門をしたので、とても印象に残っています。

そのころはイージーリスニングの全盛期で、ほかにも、良い楽団が多くあります。この楽団の特徴は、オリジナルのメロディは残しつつ、
・リズムやオブリガード(おかず)にオリジナリティがあふれていていて、これでもかこれでもかというくらいに、モーリアらしさを詰め込んだところ
・電気楽器を、これまたこれでもかこれでもかというくらいに使っているところ
ともかくおなかいっぱいになるアレンジです。

私たちアマチュアも、オリジナル曲を演奏するのも楽しいですが、ポールモーリアのアレンジによるオブリガードをやってみるのも一興ではないでしょうか。

ということで、音源探し。
Youtubeで検索したらたくさんヒットしてありがたいことです。1947yamasanさん、茶屋萬衛門さんの作られたリストは特にすばらしい。次のような演目がヒットしましたので、時々聴いて少しずつ真似できたら良いなと思います。




口笛の鳴る丘
イエスタデイ エル・トリステ おばかさん カリブの白い砂 デイ・バイ・デイ パパ・タンゴ・チャーリー はるかな想い フィーリング やすらぎの季節 ゆれる想い ラスト・タンゴ・イン・パリ レット・イット・ビー 愛の休日 火祭りの踊り 懐かしいパリ 憧れの地平線 悲しいうわさ 悲しい悪魔 悲しみのフェルナンド



Paul Mauriat Best 100 【1~20】
https://youtu.be/xHP2xW6IucU
** 楽曲 ** 00:00_01. エーゲ海の真珠(Penelope) 04:00_02. 涙のトッカータ(Toccata) 06:44_03. シェルブールの雨傘(Les parapluis de Cherbourg) 09:32_04. ロミオとジュリエット(Romeo and Juliet) 12:20_05. カーニバルの朝(Manha Do Carnval) 15:40_06. 再会(Je n'pourrai jamais t'oublier) 18:18_07. 恋のアランフェス(Concierto de Aranjuez) 23:30_08. 悲しき天使Le Temps Des Fleurs() 26:33_09. 愛の信条(Mon Credo) 29:20_10. そよ風の誘惑(Have You Never Been Mellow) 32:32_11. 薔薇色のメヌエット(Minuetto Menuet Minuet) 34:57_12. 渚のプレリュード(Prelude) 38:58_13. 夏の日の恋(A Summer Place) 41:18_14. 雨にぬれても(Raindrops Keep Fallin' on My Head) 44:12_15. バラ色の人生(La Vie En Rose) 47:26_16. みじかくも美しく燃え(Mozart concerto21) 50:17_17. コパカバーナ(Copacabana) 53:25_18. ひき潮(Ebb tide) 55:55_19. 哀しみのソレアード(Soleado) 59:02_20. イエスタデー(Yesterday)

Paul Mauriat Best 100 【21~40】
00:00_21. オリーブの首飾り(El Bimbo ) 02:35_22. カリオカの蒼い風(Aerosong) 05:47_23. ペガサスの涙(Pegase) 09:27_24. 魅惑のワルツ(Fascination) 11:51_25. ムーンライト・セレナーデ(Moonlight Serenade) 14:57_26. リリー・マルレーン(Lili Marlene) 17:32_27. パリの空の下(Sous Le Ciel De Paris) 20:19_28. レット・イット・ビー(Let It Be) 23:18_29. マミー・ブルー( Mamy Blue) 26:10_30. 愛は夢の中に(I Won't Last A Day Without You) 29:30_31. 天使のセレナード(La chanson pour Anna) 32:15_32. 思い出のランデブー(Rendez-vous Au Lavandou) 35:02_33. ゴットファザー愛のテーマ(The Godfather) 37:37_34. ある愛の詩(Love Story) 40:43_35. おもいでの夏(Summer of 42) 43:13_36. オー・ソレ・ミオ(O Sole Mio) 45:37_37. ニューヨーク・ニューヨーク(New York, New York) 49:05_38. テイスト・オブ・ハニー【蜜の味】(A taste of honey) 51:02_39. 恋のシャリオ(I Will Follow Him) 54:20_40. 明日に架ける橋(Bridge over troubled water)

https://youtu.be/qtCFf6LR0uM
** 曲名 ** 00:00_ 01. Love Is Blue 02:39_ 02. Mamy Blue 05:30_ 03. Un Banc, Un Arbre Une Rue 08:50_ 04. The Way We Were 11:21_ 05. The Green Lake 15:40_ 06. Have You Never Been Mellow 18:52_ 07. Nadia's Theme 21:50_ 08. L'll Go On Loving Her 24:04_ 09. Feel Like Making Love 27:19_ 10. You Are The Sunshine Of My Life 30:07_ 11. I Won't Last A Day Without You 33:26_ 12. El Bimbo 36:01_ 13. Rain And Tears 38:28_ 14. Le Piano Sur La Vague 41:56_ 15. Bridge Over Troubled Water

https://youtu.be/-MJ2vsGC6jQ
00:00_41. シバの女王(La Reine de Saba ) 03:08_42. 夜明けのカーニバル(Brasilia Carnaval) 05:55_43. 巴里にひとり(Mon Amour Je Viens Du Bout Du Monde) 08:51_44. 渚の別れ(Adieu L'ete, Adieu La Plage) 11:44_45. グアンタナメラ (Guantanamera) 13:59_46. ベサメ・ムーチョ(Besame mucho) 16:52_47. パッヘルベルのカノン(Canon 「Pachelbel」) 20:36_48. 愛のレッスン(La Lecon Particuliere) 22:37_49. ヘイ・ジュード(Hey Jude) 25:47_50. 追憶(The way we were) 28:19_51. 蒼いノクターン( Nocturne) 31:58_52. ラ・メール(La mer) 34:49_53. 枯葉(Les feuilles mortes) 37:28_54. 男と女(A Man And A Woman) 39:48_55. イパネマの娘(The Girl From Ipanema) 42:51_56. 別れの曲(Etude No.3) 46:18_57. スティング(The Sting) 48:57_58. サニー(Sunny) 51:38_59. 愛の休日(Holidays) 54:13_60. ラスト・ワルツ(The last waltz)

Paul Mauriat Best 100 【61~80】
00:00:00_61. そよ風のメヌエット(Petite Mélodie) 00:03:00_62. 哀しみのショパン(Piano Ballade) 00:06:10_63. 輝く星座(Aquarius ) 00:08:44_64. 雪がふる(Tombe La Neige) 00:11:40_65. 小さな願い(I Say A Little Prayer) 00:14:45_66. 愛のおそれ(Jai Peur) 00:17:05_67. さよなら(Sayonara) 00:19:42_68. ハンガリー舞曲第5番(Hungarian Dance No 5) 00:23:44_69. ビギン・ザ・ビギン(Begin The Beguine) 00:27:55_70. やさしく歌って(Killing Me Softly) 00:30:41_71. この胸のときめきを(You Don't Have To Say You Love Me) 00:33:27_72. ペイネ~愛の世界旅行( A Flower's All You Need) 00:37:34_73. 黒いワシ(L'Aigle Noir) 00:42:02_74. パリのあやつり人形(Un Tout Petit Pantin) 00:44:14_75. 想い出のトッカータ(Emotion) 00:47:59_76. メモリー(Memory) 00:51:30_77. シューベルトのセレナーデ(Serenade Schubert) 00:56:14_78. マラゲーニャ(Malaguena) 00:59:29_79. 雨(La Pioggia) 01:02:01_80. マイ・ウェイ(My Way)

ジャズは英語から!YouTube のジャズピアノ教則ビデオについて-英文和訳の試み(意訳編)

ここ数年、特に充実してきたジャズピアノの教則ビデオ。英語版に良いものが多いので、翻訳を試しました。できるだけスムーズに読めるように工夫してみたいので、できる限り日本語らしい表現に置き換えたいと思います。不要だと思ったら、単語や英語のフレーズをバッサリ削除してしまいます。逆に、補ったほうが良いと思う説明は加えています。
著作権の問題もあるかもしれないので限定公開にしておきます。
https://youtu.be/DYVl8e_wcbg

こんにちは、InsidePianoへようこそ。
先週、登録者の方から、パッシングコードについてのビデオが欲しいという要望がありました。
パッシングコードを使うと、バラエティに富んだ、つながりの良いハーモニーを作りだすことができます。
ドミナントコードは、(ルート音は12種類ありますから、)ルートごとに12種類作れます。
その12種類のどれもが、メジャースケールのパッシングコードとして使えます。ここでまず、12種類のコードとスケールとの関係を調べてみましょう。
一つのメジャースケールをえらんで、それと12のドミナントコード全てとの関係を学んでいきたいと思います。
今、Cメージャースケールを使っているとしましょう。Cメージャーの構成音をルートとするドミナントコードはこんな具合です。
C7 D7 E7 F7 G7 A7 B7
それ以外の(音、つまりこの場合は)黒鍵をルートとするドミナントコードは、こんな具合になります。
Db7 Eb7 F#7 Ab7 Bb7
どんなスケールの、どんな構成音をとっても、それをルートとしたドミナントコードが作れて、しかも、そのすべてをパッシングコードとして使うことができるのです。

今使っているスケールが何であるかによって、一つ一つのドミナントコードの機能が決まります。
まず基本のドミナントコード(V7)。そして、ドミナントレラティブコード(V7/II,V7/III,V7/IV,V7/V,V7/VI)について調べましょう。次に、ドミナント代理コード(SubV7/IV,SubV7/V,SubV7/VI)について調べていきます。
「メインドミナントコード」と「ドミナントレラティブコード」は、それぞれのルートから数えて5度下のコードに解決します。
例えば、CメージャースケールのドミナントコードであるG7は、Cに解決します。
「ドミナントレラティブコード」も、そのルートから数えて5度下のコードに解決します。
A7はDmに解決します。
B7はEmに解決します。
C7はFに解決します。
D7はGに解決します。
E7をAmに解決します。
さあ次にドミナント代理コードです。ドミナント代理コードは、半音下のコードに解決します。
説明の前にドミナント代理コードとは何かを説明しましょう。
12種類のドミナントコードそれぞれに対して、ドミナント代理コードが一個ずつあり、互いに置き換えることができます。ドミナント代理コードのルートは、もととなるドミナントコードのルートから数えて、3全音分、離れたところにあります。
((注)上向きに3全音数えても、下向きに3全音数えても、同じ音名にたどり着くはずです。やってみてください)
というわけで、ドミナント代理コードは、半音下の音をルートとするコードに解決するのです。
G7を例に取りましょう。
Gから数えて3全音分離れた音はDbです。ですから、G7はDb7で置き換えることができます。

Cメジャーキーのドミナント代理コードは次の通りです。
まずCに解決するのはDb7。
Dに解決するのはEb7。
F#7はFに解決します。
Ab7はGに解決します。
Bb7はAに解決します。
さあこれで12個全てのドミナントコードの機能が分かりました。
一つ一つ見ていきましょう。
I7はブルースのトニックであって、IV7と一緒に機能します働きます。
C7からF7へそしてまたC7へ。
そしてまたF7へ。
そしてCに戻ります。
しかしI7は4度の音のドミナントレラティブでもあります。
すなわちC7はFに解決します。
ここでパッシングコードを加えることによって連続性がグッと増すことになります。
Cメジャー7から始めます。
次にC7を引きますそしてFに行きます。
フレーズにしてみましょう。
bII7はV7/Iのドミナント代理コードです。。
この場合はDb7です。Db7はG7のドミナント代理コードです。。
ですのでDb7はCに行くステップに使えます。
G7-Db7-Cmaj7のように。
より直接的に使うこともできます。
Cmaj7から始めて、直接Db7に行き、Cmaj7に戻る..これを音楽のフレーズにしてみましょう。
この部分はラッシュライフから取りました。
(Db7は)Iに向かうパッシング代理コードです。
再び、パッシング代理コード..
そして、Fに向かうパッシング代理コード..
これでわかるでしょう。
II7は5度の音のドミナント代理コードです。
D7はG7に向かいます。
これはG7へ向かうステップとして使います。
(Dm7から)Gへ向かうパッシングコード(としてD7を弾きます)。
Cに向かうパッシングコード(としてDb7を弾きます)。
II7はレラティブIIm7と置き換えることができます。
例えばイパネマの娘で試してみましょう。
Cmaj7から始めて。
II7ドミナントレラティブ(V7/V)。
IIm7へ行き、G(7)の代理コードであるDb7へ。そしてCに戻ります。
bII7を弾きます。
bIII7はA7のドミナント代理コードであって、Dmへ向かうドミナント代理コードです。
ドミナント代理コード二つ使ってかっこいいクロマティックなターンアラウンドを作ることができます。
Cから始めます。Dmへ向かうパッシングコード(としてEb7)、そしてCに戻るパッシングコード(としてDb7を弾きます)。
ガーシュインがこのパッシングコードをAfoggydayに使いました。
(Cから始めて、)Dmの代理コード(としてEb7を)、Cmaj(G7?の誤り?)の代理(としてDb7)。
III7はVI度のドミナントレラティブです。
E7はAmに解決します。
ですので、EmからAmに向かうパッシングコードとして、E7が使えます。あるいは、Emを全く省略してしまって、(Cmaj7から)E7へ行き、そしてAmへ行っても構いません。さあここでDmに行けます。そしてD7に移行します。そしてGへ。
そしてDb7を通って、Cに戻ります。
bV7は、Fに解決するC7の代理コードです。
Gb7からFmaj7へ。
フレーズを作って同聞こえるか試してみましょう。
Cから始めます。C7を通って、Gb7へ、そしてFmaj7へ。
bVI7は、D7のドミナント代理コードであり、G7のレラティブです。
ですので、D7からスタートして、G7に行くパッシングコードとして使えます。
このコードはフレーズの終りの部分で効果的です。
どう聞こえるか試してみましょう。
まずCmaj7。Amに向かうパッシングコードとしてD7。そしてDm。ふたたびD7。さあここでGに向かうための代理コード(としてAb7)。そしてCに戻ります。
もう一度やってみましょう。今回は、bVI7を、小節の弱拍のところで使います。
Cmaj、Amへのパッシングドミナントコード(としてE7(画面内のキャプションD7は誤り))、Dm、Gに向かうパッシングドミナント(としてD7)、そしてbVI7(キャプションのbV7は誤り)からGへ戻り、そして(CへのパッシングドミナントとしてG7を経て)Cに戻ります。
VI7はIIm、Dmのドミナントレラティブです。ですから、AmからDmに向かうパッシングコードとして使うことができます。Am-A7-Dm。VI7のディズニー版を例として挙げましょう。
C-A7-Dm+7-Dm7/A-G7-Db7(SubV7/I)-C-
次にビージーズ版はこんな具合です。
CmajからEmへ。そしてAmへ。A7パッシングドミナントを通ってDmへ。D7パッシングドミナントを通ってG7へ。Db7パッシングドミナントを通ってCへ。
bVII7は、マイナーサブドミナント(サブドミナント・マイナーのことか?)ですが、VIのドミナント代理コードとして使うこともできます。VIのコードつまりAmに解決するのです。
たとえば、Bb7からC7に向かい、また戻るパターンをやってみましょう。
Bb7(-B7)-C7-(B7-)Bb7-(B7-)-C7。
「KillerJoe」です。
C7-Bb7-C7-Bb7-C7-Bb7-C7-Bb7
ですが、Amに向かうバッシングコードとして使うこともできます。
Cmaj-ドミナントパッシングコード(としてBb7)-Am
VII7は、IIIm(Em)のドミナントレラティブです。
B7で、Emに解決します。
ですので、Cからスタートして、B7からEmに移り、Dmaj、G7。そしてDb7を通ってCへ。
どうも有難う、この情報があなたの役にたつように希望しています。

ジャズは英語だ!YouTube のジャズピアノ教則ビデオについて-英文和訳の試み(直訳編)

YouTubeにジャズピアノ教則ビデオがすごく充実しています。

特に英語で作られたビデオに、かっこよくて、かつ役にも立つ理論系のビデオが多いようです。英語が苦手な方には、敬遠されてしまうかもしれません。そこで、英訳を試みました。ただし、著作権の問題もあるかもしれないので限定公開にしておきます。
https://youtu.be/DYVl8e_wcbg

まず最初のページは適当な直訳調の翻訳にしておきます。
その次に意訳を試みます。時間があったら比べてみてください。
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こんにちは、InsidePianoへようこそ。先週購読者の方からパッシングコードについてビデオを作ってほしいという要望を受けました。
パッシングコードとは、調に関係づけられていてバラエティと連続性を作り出すために使うものです。

長調は12の関係したドミナントコードを持っています。
それぞれのコードは関係短調とともに作曲の中でパッシングコードとして使われます。

この考え方を理解するためには私たちはこれらのコードはその調とどう関係づけられているのかを学ばなければなりません。
今日のビデオでは、私たちは、ある調と、12のドミナントコード全てとの関係を学んでいきたいと思います。
例えば今、ハ長調をを使っているとしましょう。
私たちはダイアトニックスケールのそれぞれの音についてのドミナントコードを弾くことができます。
C7 D7 E7 F7 G7 A7 B7
そして私たちは5つのクロマチックな黒鍵に対しても、ドミナントコードを弾くことができます。
Db7、Eb7、F#7、Ab7、Bb7

クロマチックスケール全体にわたってドミナントコードがあり、それらをパッシングコードとして使うことができます。
一つ一つのドミナントコードがその調と関係する特定の機能を持っています。
まず基本のドミナントコード(V7)があります。

次に、ドミナントレラティブコード(V7/II,V7/III,V7/IV,V7/V,V7/VI)があります。
それからドミナント代理コード(SubV7/IV,SubV7/V,SubV7/VI)があります。
メインドミナントコードとドミナントレラティブコードはそれらのルートの5度下に解決します。

例えばCのキーのドミナントコードであるG7はCに解決します。
同様にドミナントレラティブコードは5度下に解決します。
A7はDマイナーに解決します。
B7はEマイナーに解決します。
C7はFに解決します。
D7はGに解決します。
E7をAに解決します。

次にドミナント代理コードは半音下に解決します。
ここでドミナント代理コードとは何かを説明しましょう。
それぞれのドミナントコードはそれぞれのドミナント代理コードに置き換えることができます。
そのドミナント代理コードのルートはもとになるドミナントコードのルートから3全音を離れたところにあります。
ですのでドミナント代理コードは半音下に解決するのです。

G7を例に取りましょう。
GのトライトーンはDフラットです。
ですからG7はDフラット7で置き換えることができます。
Cメジャーキーのドミナント代理コードは次の通りです。
まずCに解決するのはDフラット7。
Dに解決するのはEフラット7。
FシャープセブンはFに解決します。
Ab7はGに解決します。
Bb7はAに解決します。

さあこれで12個全てのドミナントコードの機能が分かりました。
一つ一つ見ていきましょう。

I7はブルースのトニックであって、IV7と一緒に機能します働きます。
C7からF7へそしてまたC7へ。
そしてまたF7へ。
そしてCに戻ります。
しかしI7は4度の音のドミナントレラティブでもあります。
すなわちC7はFに解決します。
ここでパッシングコードを加えることによって連続性がグッと増すことになります。
Cメジャー7から始めます。
次にC7を引きますそしてFに行きます。
フレーズにしてみましょう。
bII7はV7/Iのドミナントサブスティテュートコードです。
この場合はDb7です。Db7はG7のドミナント代理コードです。
ですのでDフラット7はCに行くステップに使えます。
G7-Db7-Cmaj7のように。

より直接的に使うこともできます。
Cmaj7から始めて、直接Db7に行き、Cmaj7に戻る..これを音楽のフレーズにしてみましょう。
この部分はラッシュライフから取りました。
(Db7は)Iに向かうパッシング代理コードです。

再び、パッシング代理コード..
そして、Fに向かうパッシング代理コード..
これでわかるでしょう。

II7は5度の音のドミナント代理コードです。
D7はG7に向かいます。
これはG7へ向かうステップとして使います。
(Dm7から)Gへ向かうパッシングコード(としてD7を弾きます)。
Cに向かうパッシングコード(としてDb7を弾きます)。
II7はレラティブIIm7と置き換えることができます。

例えば"イパネマの娘"で試してみましょう。
Cmaj7から始めて。
II7ドミナントレラティブ(V7/V)。
IIm7へ行き、G(7)の代理コードであるDb7へ。そしてCに戻ります。
bII7を弾きます。
bIII7はA7のドミナント代理コードであって、Dmへ向かうドミナント代理コードです。
ドミナント代理コード二つ使ってかっこいいクロマティックなターンアラウンドを作ることができます。
Cから始めます。Dmへ向かうパッシングコード(としてEb7)、そしてCに戻るパッシングコード(としてDb7を弾きます)。

ガーシュインがこのパッシングコードを"A foggy day"に使いました。
(Cから始めて、)Dmの代理コード(としてEb7を)、Cmaj(G7?の誤り?)の代理(としてDb7)。

III7はVI度のドミナントレラティブです。
E7はAmに解決します。
ですので、EmからAmに向かうパッシングコードとして、E7が使えます。あるいは、Emを全く省略してしまって、(Cmaj7から)E7へ行き、そしてAmへ行っても構いません。さあここでDmに行けます。そしてD7に移行します。そしてGへ。そしてDb7を通って、Cに戻ります。

bV7は、Fに解決するC7の代理コードです。
Gb7からFmaj7へ。
フレーズを作って、どう聞こえるか試してみましょう。
Cから始めます。C7を通って、Gb7へ、そしてFmaj7へ。
bVI7は、D7のドミナント代理コードであり、G7のレラティブです。
ですから、D7からスタートして、G7に行くパッシングコードとして使えます。
このコードはフレーズの終りの部分で効果的です。

どう聞こえるか試してみましょう。
まずCmaj7。Amに向かうパッシングコードとしてD7。そしてDm。ふたたびD7。さあここでGに向かうための代理コード(としてAb7)。そしてCに戻ります。
もう一度やってみましょう。今回は、bVI7を、小節の弱拍のところで使います。
Cmaj、Amへのパッシングドミナントコード(としてE7(画面内のキャプションD7は誤り))、Dm、Gに向かうパッシングドミナント(としてD7)、そしてbVI7(キャプションのbV7は誤り)からGへ戻り、そして(CへのパッシングドミナントとしてG7を経て)Cに戻ります。

VI7はIIm、Dmのドミナントレラティブです。ですから、AmからDmに向かうパッシングコードとして使うことができます。Am-A7-Dm。VI7のディズニー版を例として挙げましょう。
C-A7-Dm+7-Dm7/A-G7-Db7(SubV7/I)-C-

次にビージーズ版はこんな具合です。
CmajからEmへ。そしてAmへ。A7パッシングドミナントを通ってDmへ。D7パッシングドミナントを通ってG7へ。Db7パッシングドミナントを通ってCへ。

bVII7は、マイナーサブドミナント(サブドミナント・マイナーのことか?)ですが、VIのドミナント代理コードとして使うこともできます。VIのコードつまりAmに解決するのです。
たとえば、Bb7からC7に向かい、また戻るパターンをやってみましょう。
Bb7(-B7)-C7-(B7-)Bb7-(B7-)-C7。
「KillerJoe」です。
C7-Bb7-C7-Bb7-C7-Bb7-C7-Bb7
ですが、Amに向かうバッシングコードとして使うこともできます。
Cmaj-ドミナントパッシングコード(としてBb7)-Am
VII7は、IIIm(Em)のドミナントレラティブです。
B7で、Emに解決します。
ですので、Cからスタートして、B7からEmに移り、Dmaj、G7。そしてDb7を通ってCへ。

どうも有難う、この情報があなたの役にたつように希望しています。

2019年3月2日土曜日

めんどくせー曲だ!Donna Leeの練習

ともかく速さに指がついていかないので、まずはメロディをきちんと弾けるようにならないといけない。
バリーハリスの参考演奏
軽快に弾いてる。特別なイントロは無い。アドリブに移行するところはコードトーンと思うが、メロディにのっとったアドリブにためらいなく移行する予告になっている。エンディングも無い。

タコ踊りならぬイルカ踊り!Dolphin Danceの練習

黒本をやりつくそうシリーズ

D で始まるスタンダードナンバー
Dolphin Dance 参考演奏
本家本元のオリジナル演奏


イントロ:詩的なイントロBbペダル(2-5すなわちEbmaj-Bb7の繰り返し)のようですが、出だしはピアノがルートを弾かずにコードだけ弾いているのが良いですね。
途中で転調しています。
エンディングも、2-5の繰り返しのようです。

ChatGPTに聞くメロディックマイナーの練習法

Q: ジャズのアドリブで活用するためのメロディックマイナースケールのピアノの練習法を教えてください。 A: メロディックマイナースケールは、ジャズやフュージョンなどのコンテクストで頻繁に使用されるスケールの一つです 。ピアノでメロディックマイナースケールを活用するための練習法を以...